皆さん、夏を満喫されていますか?!
アウトドア派の方々は、キャンプなどに参加される機会もあろうかと思いますが、
インドア派の方にとってはキャンプを含め、「アウトドア」ってハードル高いですよね...
筆者は筋金入りのインドア派ですが、今回はそんな超インドア派でも参加したくなる素敵な野外イベントがありましたので、ご紹介いたします!
場所は、中津市本耶馬渓町にある「バルンバルンの森」

この「バルンバルンの森」の中にある、「亜細亜食堂cago」さんの「cago wine stand vol.1 」なるイベントに参加してきました。
以前、こちらの記事で「亜細亜食堂cago」さんのご紹介はさせていただいておりますが、本当に素敵なcafeです。
今回のワインイベントは、こちらのフライヤーで知ったんですが、

うわあ。ワイン好きにはたまらない。
というわけで、3歳の息子とデート気分で参加して参りました!
「亜細亜食堂cago」さんの外観

「バルンバルンの森」のちょうど真ん中くらいの広場です。
18:30から開始だったのですが、楽しみすぎて早めに着いてしまいました。

「バルンバルンの森」にはツリーハウスや木からぶら下がったブランコなど子供達にはたまらない環境だと思います。

母ちゃんがインドア派のため気が付きませんでしたが、お子さんを連れて行かれる場合はアウトドアで遊べる小道具をいくつか持って行った方が良さそうです。
子供はじっとしていられませんのでね (^_^;)

よそ様のおもちゃで遊びまくる息子 (;^ω^)
おもちゃを持ってこなかった罪悪感が母を苛みます( ;∀;) 壊すなよ、頼むから!
OPENに向けて、準備はちゃくちゃくと進んでいきます。

「wine stand」ってどんな感じなの?

ワインは赤・白・泡と揃っていて、お値段は、500円・800円・1200円のいずれか。
ボトルで頼むこともできます。大人数ならボトルもありですね!




ビールはギネスビールが1種類。
ソフトドリンクも充実しています。ハンドルキーパーの方はお申し出されると1杯ソフトドリンクサービスとのこと。

憧れの石窯があります!何を焼くのかなあ( *´艸`)


まず、お1人が1つワイングラスを100円で購入して、それをずっと使います。
このワイングラス、次回のwine standにも使えるとのことなので、大事にとっておきましょう(*'▽')

シェフである女将のお料理がこちら!
おつまみは、盛り合わせのプレートが2種類と単品が数種類です。
「がっつり炭水化物系はありません」と告知されていましたが、すっごく美味しいトマトソースのショートパスタがありました。
1皿で結構食べがいありましたよ!
モロッコの茄子のサラダがついた、この砂漠のパンも絶品でした!



特筆すべきは、下郷農協から仕入れたという和牛でしょうか!
がっつり、分厚くておいしそうであります!!
ここはまず、おつまみ四種をゲットしました。

超!こだわってる素晴らしいビオワイン(自然派農法で作られたワイン)の数々
泡が大好きな筆者は、まずは、スパークリングから。
ティンク・セットというこのスパークリングワイン。

まさに、こだわりのワインです。

酵母による発酵しすぎを防ぐ亜硫酸塩、二次発酵の際の糖類などを加えず完全無添加、まさにぶどうだけでつくったまさにナチュラルなスパークリングワインなんですって。
ワインも発酵製品ですので、添加物を加えないというのは生産が格段に難しくなることを意味します。
筆者はいわゆる「無添加ワイン」を何度も買いましたが、正直「無添加かもしれないけど、美味しくない。これなら少々添加物が入ってても他の方がマシ」という体験を何度もしています。
ですが、一口味わった途端ものすごく爽やかな青リンゴのようなピーチのような香り!
味わいは辛口で、爽やかで優しいアロマ。クリーンで後味さっぱり!
めっちゃ旨いやんー(*´▽`*)!!!
とっても上品な酸が印象的でした。後味がすっごくいい。
おつまみ4種盛でついてきたタコのマリネとすんごく相性がよかったです。

さて、続いては赤の800円、ステルハイスのピノタージュ。
ステルハイスとはワイナリーの名前で、「星の家」という意味。
ぶどう畑が1800mの高地にあり、大気汚染とは無縁の環境で作られたワインなのだそうです。
富士山が3700mですから、その中腹ですよ。
大自然で絶景でしょうね!空気も綺麗だろうし。

舌触りがとっても滑らかなワインでした。
樽のビターな香り、ベリーを思わせる果実味。...旨い!
単一畑の古樹から作られているワインだそう。
古樹は、若い樹よりも根が深く深く伸びています。
となると、そこに実るぶどうにも沢山のミネラルが含まれ、ワインは格段に素晴らしい味わいになるのだそうです。
同じ品種でも、新しい木と古木から出来るブドウで味わいが変わってくるのも、ワインの面白さです。
さてさて、周囲はだんだん暗くなってきて、とってもいい雰囲気に...!
お客様も増え始めました。

今回、どうしてもあの下郷農協のお肉が食べたかったんですが、1人であの分厚いお肉を頼む勇気がない...。
うーん、どうしよう。が、筆者はイイコトを思いつきました(*^_^*)
半分こして、お隣のお客様とシェア!


旨味たっぷり、ガッツリと食べがいのあるお肉です。お腹がいっぱいになります。
お肉がね、もうね、牛の健康な感じが伝わってくるわけですよ。
松坂牛のような太らされた感が満載のサシとか、一切入ってないわけです。
がっつり筋肉ですよ!みたいな健康そのものの分厚いお肉。
となれば、飲みごたえのある赤ワインが飲みたい。
せっかくなので、最高額の1200円のワインにいっちゃうよ!!

ドメーヌ・レオン・バラル・フォジェール 2009年。
いやー、高いだけはありました。AOCのワインです。
AOCってのはざっくり言うと、フランスが「これは世界に誇るフランス産でっせ!」と品質認定してる商品と思えばいいです。(チーズやバターにもAOCはあります。フランス産で間違いなく美味しいものが欲しい時は基準にするといいです)
フランス・ランドドックの黒々としたフルボディ。
お肉にもめちゃくちゃ合う。当然。

一言、「飲みやすっっ!!」と叫びました。心の中で。
どっしりしてるんですが、滑らかで飲みやすい。
すいすい入ってくる。このワインの渋みとお肉が最高に合うわけなんですよ!
調べたところ、このフォジェールというワイナリー、自然派にこだわって現在はブドウ畑は牛5頭で管理しているとのこと。
いやいやいや、見間違えじゃありませんよ?!今どき、畑の管理を牛5頭で!!!
信じられませんね。耶馬渓でも牛で畑を耕してるとこなんてありません。どこまで自然派なの。
このフォジェールのワイン、過去にラベルを隠して飲み比べ(ブラインドテイスティングという)をして、シャトーマルゴーに勝っちゃったという凄いワインなのです。
いいですか?シャトーマルゴーは飲み頃で最低1本5万円からですよ?!
ということは品質的に、この1杯1200円はちっとも高くないってことじゃないですかね。
さて、筆者はかなり酔ってきました。あたりはすでに真っ暗です。
ほぼ、料理を平らげて、ふと、ここで白ワインを飲んでいないことに気が付きました。

というわけで、最後に頂いたのはカウンターでお勧めいただいた、800円の白ワイン。
ピエール=オリヴィエ・ボノーム・トゥレーヌ・ブラン
なんのこっちゃって感じですが、オリヴィエ・ボノームというフランス人がトゥレーヌ(パリから30分の盆地)で作った白ワイン、というそのままが名前になったワインです。
このオリヴィエ・ボノームさん、フランスのノワール地方で大注目の天才生産者なんだって!
材料のぶどうをこだわりにこだわり抜いていらっしゃるそう。
自分の名前をワインにつけちゃうくらいですから、そりゃあ自信があるってことなんでしょう。
されど、こちら社員4人というずいぶん小さな醸造所。
こんな小さな醸造所のワインが、海を越えて遠い日本の片田舎まで旅してきたのね...なんだか愛おしくなりますね(●´ω`●)ホワ~
そして、口に含むと、シュワシュワと炭酸が。まだ、発酵してるんです!美味しい!!
酔っぱらってグラスの写真撮り忘れました。うむむ。
ここまでで4杯。
いやー、美味しいわけです。Facebookに『こだわりのワインを揃えてお待ちしています!』とは書かれていましたが、知れば知るほどね、本当にいいワインを揃えていらっしゃるなと。
ちなみに、お店で1本買いすればほとんどが数千円するワインばかりなので(筆者調べ)、このレベルのワインを数多く飲めるという意味ではワイン好きにはたまらないイベントなのかなと思います。
というかね、中津市で美味しいビオワインを数種類ほしいと思っても、なかなか手に入らないんですよ。
筆者もワインの試飲会とか大好きですが、ここまでビオワインにこだわったワインイベントは初めてです。
ビオワインだから美味しいとは限らないんですが、いやはや、4杯とも全部ウマカッタ。
「亜細亜食堂cago」さんのオーナーさんの、ワインの見立てが素晴らしいということなんでしょう。
あと、この野外の雰囲気ですよね。最高です。
私、インドアだけどココは好き( *´艸`)
これはね、女性1人でも参加できると思う。
さてさて、母がほどよく酔っぱらったところで息子のギャン泣きする声が。
どうやら、土手で遊んでいて転んだ様子。
様子を見に行くと、顔面に擦り傷が...( ;∀;) ヒー
男の子ですからね、外に出たら怪我がつきものなんですよ(;^ω^)
時間も、21時。あっという間の2時間半でした。
この後、21:30からNU duo [Junn & Notatin]さんのドネーションライブ。

聞きたかったなあと思っていたら、Youtubeにも音源がありましたので、ご紹介します。
生演奏聞きながらワインと美味しいおつまみとか最高すぎると思ったんですが、筆者はこちらでドロップアウト。
子連れの限界...( ;∀;) 演奏、聞きたかったなあ...!
というわけで今月8月19日18:30〜、こちら「亜細亜食堂cago」さんの「cago wine stand vol.3」開催されるそうです!
どうぞ、足をお運びください~~!!超・オススメです!!
亜細亜食堂cagoの情報(イベント時はこの限りではありません)
住所:〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木459-9
電話番号:0979-52-3004
営業時間:月曜日 11:00〜17:00 木曜日~日曜日 11:00~17:00(L.O フード15:30、ドリンク16:30)
定休日:火曜日・水曜日
駐車場:駐車場あり
1組当たりの最大人数:1テーブルだけ、最大6名座れるお席があります
座敷・個室:なし
クレジットカード:現金のみ
Facebookページ:https://www.facebook.com/cago88/
Wi-Fi環境:なし
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