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ビートルズの歴史を旅しよう!「来日50周年記念 デゾ・ホフマン写真展〜ザ・ビートルズ・メモリアル〜」

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皆さんこんにちはマツオカです。

「来日50周年記念 デゾ・ホフマン写真展〜ザ・ビートルズ・メモリアル〜」を見に中津ミュージアムに行ってきました!
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正直興奮しすぎて変なテンションですし、長くなるので最後まで着いてきてね。
(特別に写真を撮らせていただきましたが、本来は館内撮影禁止です。)
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そもそもデゾ・ホフマンとは誰なんだって方に


デビュー直後のビートルズに出会い、公式カメラマンとして活動した方。
iTunesでビートルズの配信が始まった時に世界的キャンペーンに使われた写真もホフマン氏の作品。

歴史を、世界を旅しよう!


ビートルズの公式デビューは1962年で、それ以前のエピソードも面白いので興味のある方は調べたら楽しいですが、ここではデビュー以降デゾ・ホフマンの写真と共に歴史を旅することが出来ます。

順路通りに進むと時系列順に展示されているそう。
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まずは1階から。
入った瞬間からメンバーの写真。すぐさま興奮。
所謂ビートルズのイメージでマッシュルームカットにスーツ姿がありますが、公式デビューの少し前まではリーゼントに革ジャンのようなイメージでヤンチャだったのですね。
なのでデビュー直後のこういった写真はほやほやビートルズなのですよ。ほやほや。
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ホフマン氏はビートルズ以降もスーパースターを撮っていますが、そんな方の写真が86点も展示されています。
最初から興奮してるのに最後まで心臓が持つか心配になります。

このあたりは「Love me do」のレコーディング時の写真などがありますが

この曲をレコーディングしてる時の写真が実際に展示されているわけですよ...興奮。
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そしてアビィロードスタジオで使ってた録音機がそこにありますよ!!!
ビートルズの曲!録音してた機械!そこにありますよ!!!
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写真だけでなく実際に物が展示されているなんて!嬉しい驚き!!!

そして2作目のシングル以降立て続けにイギリスのヒットチャートの1位を獲得しまくってるんですが、64年にはアメリカに進出し、さらにメンバー主演映画「A Hard Day's Night」も公開されているんですよ。

その時ジョン・レノンが着てたスーツ!何であるのそこに!(錯乱)
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他にもジョン・レノンが愛用してたバイクとかスコティッシュ・デイリー・エクスプレス紙宛のクリスマス電報とか何であるのそこに...(2度目の錯乱)
その他にも当時のショーのプログラムやチケット、客席に投げた紙皿などなどたくさん展示されてました。

この時にはすでに「ビートルマニア」という熱狂的なファンがいて、そういう人達が集めてたビートルズグッズの展示もされていたのですが、メンバーのマトリョーシカや操り人形まであって熱狂的なファンはどの時代もどの国でもすごいなぁとしみじみ感じることが出来ます。

展示品がすごすぎて忘れかけますけど、写真自体もとんでもないものですからね。
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ジョン・レノン愛用のサングラスやポール・マッカートニー直筆のコードダイアグラムなどもあります。
興奮しすぎて冷静になる程です。

有名な宣材写真が展示されているのもこのあたりです。

そして2階へ上がります。
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2階へ上がってすぐに映像作品「Imagine」の舞台にもなってるジョン・レノンが住んでた白亜館の正面玄関の扉が現れます。
ちょっともうなんでここにあるのか聞くのも大変なレベルのものが展示されているわけですが...
時系列的には少し後の作品です。

奥にはいろいろなバージョンのレコード。

65年以降は世界進出を果たし、66年には日本公演も実施されています。(50周年記念という写真展のタイトルがそういうことですね)
当時の日本公演時のプログラムや、未使用のチケットなども展示されていました。

67年には音楽革命とも言えるアルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」が発表されるんですが、シングル曲を含まずアルバムで1つの作品という概念で製作されているんですね。
今となってはそれがどうしたって感じなんですが、それを初めてやったとされるアルバムなのです。(細かく言うと架空のバンドのショーに仕立てている作品なのですが長くなるので割愛)

ビートルズがロックを変えた、芸術にしたんですね。
元々アメリカのロックンロールをリバプールで聴いてて、真似し始めたところから始まって世界に進出し、ロックを変えた。

その当時の写真、展示されているんですよ...興奮。
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ジョン・レノン愛用のピアノや
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家で使ってたステレオやベッドサイドテーブル、ランプなどを見てると、もう友達なんじゃないかと勘違いしてきます。
ポール・マッカートニーやジョン・レノン直筆の絵も展示されているのでメンバー全員友達です。(勘違い)

この他にも小さい展示品の1つ1つを説明して回りたいとこなんですが、すでに2000文字近いので割愛。

68年には自身達でマネジメントする「アップル社」を作りますが、この辺りから少しずつ雲行きが怪しくなります。
しかし、シングル「Hey Jude」の発表やアニメーション作品「Yellow Submarine」でも好評を得ているので凄すぎますよね。

「Yellow Submarine」関連のもの、展示されています...なんであるの...

69年にはドキュメンタリー映画「Let It Be」の撮影だったり、アルバム「Abbey Road」の発表があります。
あのアビィロードですよ。皆さんご存知のあの。横断歩道の。

デゾ・ホフマン撮影ではないですが、アルバム「Abbey Road」のジャケット写真も展示されています。(イアン・マクミラン撮影)
絶対見たことあるジャケット写真が展示されているのですが、その前後5カットも展示されていてメンバーが往復している様子がわかります。すごい。


そして70年にビートルズは解散してしまいます。
ジョン・レノンがポール・マッカートニーに宛てた直筆の手紙の展示ヤバいでしょ...

興奮しすぎないように抑えていた僕ですが
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「Imagine」録音する時に使ったミキシングコンソール!!!
興奮しちゃうでしょ!!!

奥に見える写真にはオノ・ヨーコさんも写っています。
結構後期の写真までありますね。

駆け足でレポートしちゃいましたが
中津で生まれてそこそこの年齢の僕が、デゾ・ホフマンの写真を中心に様々な展示品達とビートルズを含めた歴史を旅することが出来たこの写真展、一見の価値以上のものが確実にあります。

皆さんお気づきでしょうけど、公式デビューから約8年間でとんでもないことを起こしまくってるんですよね。
今ではインターネットがあって気になるアーティストの情報はすぐに手に入りますが、1968年なんて日本で言うとポケベルが登場したぐらいですよ!?
今回こんなに素晴らしい展示品を見ることが出来ましたが、僕ポケベルの現物見たことないですからね!?
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3階にはアルバム「Abbey Road」のジャケット写真が撮れる部屋もありましたが、1人で行ったので恥ずかしくてこの写真しか撮れませんでした...

皆さんは是非撮ってみてください!
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1階奥ではグッズコレクションフェアが行われていて、絶版した書籍などもあって楽しい。

受付近くではサイン額も売られていて、「え?買えるの?」と思うじゃないですか。
260万円とか350万円とかするんですよ...いや、価値を考えたら安いんですけど...見て楽しみました...

今回、展示品をはじめ素晴らしいものばかりですが、やはり公式カメラマンであるデゾ・ホフマンの写真を中心に見て回るのがオススメです。
おそらくデゾ・ホフマンにしか引き出せなかったであろうメンバーの表情を歴史と共に楽しむのが最高です!


関係者の皆様、ご協力ありがとうございました!

「来日50周年記念 デゾ・ホフマン写真展〜ザ・ビートルズ・メモリアル〜」の情報


期間:2016年4月1日(金)〜5月31日(火)
時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
入場料(税込):大人2,000円、中・高生1,000円、小学生500円 ※未就学児童無料
お問い合わせ先:中津ミュージアム 0979-23-4788
場所:中津ミュージアム 中津市牛神町1丁目1-1

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